~ざっくり登場人物紹介~
ジョー:ニューヨークにある小さな書店の店長。子供とベックには優しかったがついに人殺しになってしまう。
ベック:作家を目指す大学生。ビッチ。
ベンジー:ベックの彼氏もどきだった奴。ジョーに殺され、現在は地下室に遺棄中。
↓ジョーとべックとパコ役の三人
ベンジーという邪魔者がいなくなり、晴れやかな気持ちでベックとのデートを楽しむジョー。お互いの好きな映画の話をしたり、去り際にキスもしてることだし、いい雰囲気なんじゃないか?
しかし、ジョーにはまだ片づけなければいけない事がある。
ベンジーになりすまし、ベックのことを中傷するような内容のツイートをする。「もう終わりよ!」と即座に反応するベック。ジョーの策略通りだ。
そしてジョーは地下室へ向かう。まだベンジーここに置いといたんだね。ここでベンジーの死体がちょっと映るんだけど、腐り始めててけっこう気持ち悪い。。
ネットで検索すると証拠が残ってしまうため、ジョーは得意の「本」で死体の処分方法を調べることにする。そしてジョーが選んだ本は、なんとチキンの解体法の本。おえっ。
仕事に戻ったジョーは、髭だるまの同僚から「スペイン語の勉強のためにエンリケ・イグレシアスかけてもいい?」って言うんだけど…
完全に話は脱線しますけど、エンリケイグレシアスだったらもちろん私はバイラモスがおすすめです。よく聞くバラード調のやつじゃなくて、youtubeにだけあがってるアップテンポのやつをぜひ聴いてみてください。
さて、本題に戻ろう。地下でベンジーの解体を実行しようとするジョーの話ね。ジョーはベンジーの顔にハンマーを振り下ろそうとするが、あとちょっとのところでゲロってしまう。
そりゃあそうでしょう。いきなり顔面ハンマーはないでしょう。まずはどこか切り取ったりとかするもんじゃないのか??
ジョーは腐敗を遅らせるよう空調を設定し直して、勇気が出るまで放置しておくことにした。
一方ベックは教授の脅しに成功し、別の教授の元へ転入する。新しい教授に挨拶に行くと、そこには同じ生徒のブライスがいた。
またもや一癖ある感じのキャラクターだが、ベックは気に入ったようだ。
その後、ベックはいつものビッチ軍団とバーへ。もちろん遠く離れたところでジョーが監視中。
ビッチ軍団たちは「男性のアレの写真をカテゴリ別に分けて保存してる」なんてお下劣な話をしてる。もちろんベックはこんな話にはのらない。かと思いきや…
「昨日出会い系で出会った男のアレはね~」
なんて話始めるではないか!!
「それって本屋の店員のこと?」とビッチが聞くと、「ジョーは保留なの」と答えるビッチ。聞いてるジョーの口あんぐり。
その晩、ベックが別の男と勤しむ姿を窓の外から見守るジョー。激しすぎてベッドまで壊れてるよ。。あーあー…。
こんな女だとわかった上でも、このクソ女のために殺人を犯してしまった事実は消えないわけで。
翌日、ジョーはパコにある頼みごとをした。それは”ベンジー処分グッズ”を買ってきてもらうこと。
パコはそれが死体の処理グッズなどとはつゆ知らず、笑顔で「任せて」って言うんだよね。切ない。このパコの笑顔がまたかわいいんだ。
翌日、ジョーは「テーブル見たいんだけど付き合ってくれない」とベックを誘う。しかしこれ、どんな誘い文句なん?
「心を読んだでしょ」と食いついてくるベック。そうそう、ベックちゃんは昨日壊しちゃったベッドを買わなきゃなんだよね。
一時間後、二人は家具店デートへ。クイーンサイズかキングサイズのベッドで悩むベックに、ジョーはつい「キングは入らないだろ」なんてぺらってしまう。
案の定「何で知ってるの?」ってことになるけど、ここも上手く切り抜ける。これそのうち気づかれちゃうんじゃないの?w
家具屋のベッドにぼふっと横になり、いいカンジの雰囲気になる二人。もしかしてそのままおっ始めちゃうの?と思いきや…
おっ始めちゃった~
日本の障子みたいなやつの影に隠れてイケナイことしようとしてる~。
最初こそハアハア感じてたベックでしたが、ふと我に返って「公然わいせつで捕まりたいの?」とジョーを突き飛ばすベック。ジョーはとにかくベックが「エロいの好き」と思ってこの作戦に出たみたいだけど…やっちまったな~。
やれやれ、同じ家具店デートでも「500日のサマー」とは大違いだぜ。
ベッドを買って店から出る時も、ベックは無言でスマホをいじっている。いや自分のなんだから積む時くらい手伝え~。
その時ジョーに一本の電話が入る。電話の相手は店の髭だるまで、なんと店が停電中で、ヒューズボックスのある地下に修理屋が入ろうとしているとのこと。
これはマズい!ジョーは「ダメだ!」と断り、早々にベックを送り届けて地下室へ急いだ。
電気が止まってしまったことで、ベンジーの腐敗は急激に進んでいた。これ以上ここに置いておくことはできない。ベンジーを地下室から出すとこにしたジョー。
するとそこへ、ベックから邪魔連絡が入る。
「中国語って読めたりする?」
どうやらベック、買ったベッドを組み立てようとしているらしい。
そしてジョーはベッドの組み立てを手伝いに、ベックのお家へ到着。ベンジーの死体はというと、なんと乗ってきた車のトランクに乗せたまま。
二人の努力の甲斐あり、立派なベッドが完成。お祝いに乾杯している時、ベックは「あんなに怒る気は無かったの」と、今朝の喧嘩について触れてくる。
「あなたにあんな人間だと思われたく無かったの。あなたのことが好き」
言った!!ついに言った!!
良かったね~ジョー。これで晴れて恋人になれるのかな?
今朝はブライスの傑作を読んで取り乱していたと語るベック。執筆の話から、話題はベックの父親の事へ。
ベックの父親は酒か薬物の依存症で(現時点ではどっちだかはっきりしない)、気性が激しかったらしい。しかし、状態の良い日は赤いおたまを使ってパンケーキを作ってくれたり、すべてが悪いことばかりではないとベックは話した。
おお、ここでやっと赤いおたまが出てきたね。ベンジーを監禁していた頃、「知ってるか?ベックの赤いおたまの話。ベックは赤いおたまでパパに尻を叩かれるのが好きなんだぞ」的な話をちょろっとしてましたが、現実はこういうことだったのね。
と、ここでいいカンジの雰囲気をぶち壊す来客が。ずかずかと部屋に入ってきたのはピーチで、持病が再発したので医者に連れて行ってくれという。
いやいや、ここに来れたんなら自分で行けるやろ。
聞くところによると、ピーチは間質性膀胱炎(しっこが近くなったり膀胱が痛くなったりする病気ね)という持病があるらしい。ベックの頼みで仕方なく、ジョーはピーチを車で病院に連れていくことに。死体入りの車でね。
しかし車の渋滞にはまってしまい、イライラMAXのピーチは「この車は腐敗臭がする!」と言い放ち(間違ってない)、途中で車を降りてしまった。ベックもその後に続く。
トラブルから逃れ、帰宅したジョー。しかし彼にはまた新たなトラブルが待ち構えていた。
ジョーの家の前にはなんと二人の警察官が待ち構えていた。どうやら通報したのはジョーがかわいがるパコの父親もどき、ロンのようだ。だんだん状況が見えてきたジョー。
警察が手に持っていたのは、ジョーがパコに頼んだ死体処理グッズの買い物リスト。これがロンに見つかってしまったようだ。
「仕方ない。話すより見てもらった方がいいだろう」と、警察を誘導するジョー。え、死体見せちゃうのジョー!?
ジョーが連れてきたのは、緑たっぷりの綺麗なお庭。パコに頼んだお使いリストは、庭の手入れグッズだったと話すジョー。
いやいや、さすがにそれは無理あるんじゃないの…?と思いきや、ロンの言動を見てジョーが正しいと悟ったようで、すんなり帰ってしまった警察諸君。
パコに頼んだ時点で、こいういう状況も想定内だったのかな。
ジョーは家の中には入らず、その足で別の場所へと向かう。向かった先は人気のない”森”。ついにベンジーを焼き焼きする決心をしたらしい。
死体をセッティングして、後はガソリン撒いて焼くだけ!っていう時に、またもやベックから邪魔電話が入る。
「ハァーイ元気ィ?これから来ない?」
みたいなね。いや車出させといて勝手に帰って今から来ない?って何やねん。
電話片手にガソリンを撒き散らすジョー。しかしそこに通行人の姿が!
何も知らないベックはどうでもいいような話をぺちゃくちゃしてるし、ライトを持った通行人が明らかに近づいてきてる。
パニックになったジョーは「君は矛盾してる」と言い放って、電話を切ってしまう。
そして素早くベンジーの遺体に火をつけ、「すごいたき火!」と近づいてきた通行人に「良かったら君たちも来る?」とか言っちゃう。なに誘っとんねんバレるぞ。
運良く断ってくれた通行人。間一髪、今回もジョーは難を逃れた。
音信普通になってしまったジョーとベック。不安なジョーの元へ、ベックが店に謝りにやってくる。
「矛盾したことを言っていたのは、自分が何者かわからないから」とベック。そしてベックは、ジョーのことをほとんど何も知らない事に気がついてしまう。
「僕が何者か教えてあげる」
ジョーがベックを連れてきたのは、例の”地下室”。
「僕の部屋にいつでも来ていいよ。友達にだって紹介する。でも僕にとってはここが一番大切なんだ」
なんと好感度の高いこと。
物書きのベックにとっては理想のタイプでしょう。
後日、ベックはピーチの家で、出会い系サイトを退会した。つまり、ジョーが正式に本命になったってことだ。
反対していたピーチも、一応はジョーのことを認めた。
ふとピーチが部屋の本棚を見ると、一冊抜かれている場所がある。そしてピーチはその場所に何の本があったか知っていた。
“オズのオズマ姫”。
それはジョーがパコに秘密の隠し場所を教えた時、パコに渡した本だった。
やっぱり他人の家のとってきたんかーい!
ピーチはパーティーの夜、ジョーがこの本を見ていたことも知っている。ピーチのジョーに対する不信感は、この件で更に増してしまった。
夜、ジョーはベックに会いにいく。
ピンポン鳴らしてドアが開いた瞬間に目に付く、真っピンクの下着。
どうやら今日はジョーの念願の日みたいね。
急いでベッドに向かい、事をおっぱじめたその時ーーー
突然ジョーが奇声を上げ、ぐったりしてしまう。
「もしかして…」とベック。
え?
え??
まさかもうイッ…ってところで、怒涛の第3話は終了です。
いやあ、もしかしたらこの回が一番先が気になる回かもしれんね。
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