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【13の理由2-7話のネタバレと感想】クレイが隠していた秘密

~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:ハンナのクラスメイトで元バイト仲間。ハンナに恋していた。

ハンナ:自殺した転校生。自殺に至った”13の理由”をテープに録音して残す。

トニー:クレイの親友。生前のハンナの良き相談相手。

オリヴィア:ハンナの母。ハンナがいじめにあっていたと確信し、学校に訴訟を起こす。

ジャスティン:運動部の人気者。5ヶ月間ホームレス生活をしており、現在はクレイの家に泊まる。

ジェシカ:美人のチアリーダー。ブライスのレイプ被害に苦しむ。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン2 7話 「3枚目の写真」

怒れるアレックス

朝、クレイがポストに新聞を取りに行くと新聞に“ハンナはうそつき”とメッセージが書かれている。

この日はアレックスの誕生日で、ザックとジェシカはアレックスのため学校の廊下を飾り付けする。飾り付けを見たブライスはアレックスに絡み、我慢ならなくなったアレックスは「レイプ魔のくせに!」と廊下で怒鳴り声を上げる。

学校の後、ゲームセンターの一角でアレックスのバースデーパーティーが行わる。パーティーにはザックやジェシカ、クレイの姿も。

タイラーもやってくるが、アレックスにとって悪影響だとザックとジェシカに追い返される。タイラーを勝手に追い返し、母親からの電話でブライスたちと一緒にいると嘘をついたザックにアレックスが腹を立て、 パーティーは不穏な空気に。

自身の不自由な体とハンナの自殺後も変わらない周囲の人間たち。アレックスの怒りは爆発し「あのまま死んでいればよかった」と周りに喚き散らす。

アレックスの言葉を聞いたジェシカは「ハンナが死んで、苦しみを分かち合えるのはあんただけだったのになぜ置いていこうとしたの?」と、1人で苦しみから逃げようとしたアレックスを責める。

クレイの証言

オリヴィアに頼まれた通り、ハンナについて前向きな証言をするクレイ。学校側の弁護士はクレイがザックの車にいたずらをしたことや、ドラッグを所持していたことに言及し、クレイの証言の信憑性を落とす。

さらに「ハンナと一緒にドラッグをしたことは?」と尋問され、クレイは去年の夏休み前に起こったハンナとの秘密を語る。

ハンナが書いたものだと知らずに詩を茶化してしまったことから、ハンナとの距離が遠のいてしまったクレイ。そんなクレイを見かねたジェフは、クレイとハンナを含む限られたメンバーだけの小さなパーティーを開く。

ジェフにドラッグを勧められ、乗り気でなかったもののハンナが興味を示したことによりクレイもドラッグを試す。ハイになった2人は床に寝転がり、「愛」について語り合う。

翌日、パーティーに参加したメンバーはドラッグの反動で酷く気分が落ち込む。クレイの目の前で、ハンナは目に涙を浮かべながら「もうこれ以上無理って思ったことある?」「目の前が真っ暗」と口にしたのだった。

ハンナの言葉を聞いていたのにも関わらず、何もできなかった自分を責めるクレイ。

証言を終えたクレイが車に戻ると、フロントガラスにまたもやポラロイド写真が残されている。運動部の男子生徒が女子生徒とSEXしている写真で、写真の裏側には”クラブハウス”と書かれているのだった。

自身の証言についてネットのアンチコメントを読んだクレイは、周囲に真実を知らしめるため匿名でハンナのテープをネットにアップする。

その他の出来事

マーカスを脅すタイラー

タイラーはマーカスに例の動画を匿名で送り付け、“女装をしなければ動画をばらまく”と脅す。脅しを受けたマーカスは指示通り女装をするも、女装を生徒会長という立場の宣伝に利用したことで、タイラーの怒りは増す。

また、サイラスの妹マッケンジーと距離を縮めたタイラーは、彼女の誘いでデートの約束をする。

レイプの記憶に苦しむジェシカ

ニナと服を買いにやってきたジェシカは試着室で服を着替えている途中、レイプされた時のことを思い出しパニックになる。

離婚の決意をするベイカー夫妻

お互い別居中だったものの、夫婦という関係は崩していていなかったオリヴィアとアンディ。しかしアンディが前に進みたがっていることを知りオリヴィアは離婚を承諾する。

恋人クロエに強引に迫るブライス

ブライスは恋人であるクロエにも同意がないまま強引にSEXをしたりと悪事を働き続けている。

感想

前話のザックのトンデモ話に引き続き、またしても驚きの事実が明らかになりました。

夏休みに入る前、クレイとハンナは一緒にドラッグをやっていたというのです。。

主人公のクレイにまでこんな隠し事をされていたら、視聴者もう何を信じていいかわからない。

日本はここまでドラッグ文化ではありませんが、アメリカの学園ドラマを見ているとドラッグの存在は必ずといっていいほど出てきます。作中でハンナの母オリヴィアが「私たちも昔やってたでしょ」と言っていた通り、ドラッグの存在というのは、まだ高校生という年頃でもかなりすぐそばにあるようです。

とは言えども陪審員による心象は確実に変わるでしょう。実際ハイになった2人がやっていたことが”ただ語り合っているだけ”だとしても、やはりドラッグという言葉の重みは大きい。

そんなクレイの元へは3枚目の写真が送り付けられており、写真の場所=クラブハウスという事実が決定的に。さらにネットでアンチにあることないこと書かれたのを見て匿名でハンナのテープをネットに上げてしまい、またもや波乱の予感。

自殺未遂で記憶は飛び、体も不自由になったアレックス。彼が怒りを露わにするシーンは度々出てきましたが、今回ついに爆発。

身勝手に命を捨てようとしたアレックスに怒りの本音をぶちまけるジェシカ。レイプという残酷な被害にあいながら、ハンナに続いてアレックスまで自殺未遂を起こし、1人残された彼女はどんなに辛かっただろう。

ジェシカをレイプしたブライスは、恋人のクロエにも同意がないまま強引にSEXをしたりと悪事を働き続けています。これはいわゆる“デートDV”と呼ばれるやつだよね。

相手が恋人ということもあり、判断がつきづらいのがタチの悪いところ。クロエも自分が”被害にあっている”という自覚はないんじゃなかろうか?

それをデートDVと認識するかは別として、”自分の気持ちが向かないまま相手にSEXを迫られる”というのは、おそらく多くの女性が経験したことがあると思う。ドラッグよりもレイプよりも多くの人が経験していると思うし、私も経験がある。

男性からしたら恋人にSEXを迫るのは当然のことかもしれないけど、作中のクロエのように“別のことをしようとしている””ダメとはっきり言っている”等々こちらの気持ちが向かない状態で強引にされるのは、例え相手が恋人であっても”犯されている”感が強くて非常に傷つく。だから絶対にしてほしくないし、これがやってはいけないことという認識がもっと広まって欲しいと思う。

作中でブライスはDVDを見ようとしているクロエに強引に迫り「お前もヤリたいんだろ?」と見当違いな発言をし、クロエが嫌々ながらも同意する素振りを見せるのがすごくリアルだった。こっちもなんでもかんでも「犯罪だ!」と言うつもりはさらさらないのだけど、このシーンを見た多くの人がこの時のクロエの心境について考えてくれることを願う。

タイラーはマーカスのヤバい動画を入手し匿名で本人に送り付けて脅すも、マーカスは難なく女装の指示をクリアし自身の宣伝まで行うという余裕っぷり。タイラーがそんなマーカスを許すはずもなく、次の作戦を企てる。

さらにサイラスとの通話で次の標的はザックだと話すタイラー。ここでサイラスが”また?”と聞き返しているのが気になる。

ザックにネズミの嫌がらせを仕掛けたのはタイラーなのか?

暴走するタイラーを唯一癒してくれるのは、サイラスの妹マッケンジー。この子すごくかわいい。

まさかのマッケンジーの方からデートに誘われ、陰キャのタイラーにもついに春到来の予感。マッケンジーとうまくいき、タイラーの暴走が止まってくれることを祈る。

続きは第8話へ。

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