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【13の理由2-5話のネタバレと感想】レイプ写真は学校で撮られた可能性

~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:ハンナのクラスメイトで元バイト仲間。ハンナに恋していた。

ハンナ:自殺した転校生。自殺に至った”13の理由”をテープに録音して残す。

トニー:クレイの親友。生前のハンナの良き相談相手。

オリヴィア:ハンナの母。ハンナがいじめにあっていたと確信し、学校に訴訟を起こす。

ジャスティン:運動部の人気者。5ヶ月間ホームレス生活をしており、現在はクレイの家に匿われる。

ジェシカ:美人のチアリーダー。ブライスのレイプ被害に苦しむ。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン2 5話 「ラインカー」

写真の撮られた場所

クレイはブライスが女子をレイプしていると見られる2枚目の写真をジャスティンに見せ、場所を突き止めようとするが、ジャスティンは心当たりがないという。

写真の中に球場などに白線を引くための”ラインカー”が写っているのを発見したクレイは、写真が取られた場所は校内のどこかにあるのではないかと推測する。

トニーはジャスティンを外に連れ出すが、途中リバティ高の生徒が乗った車が通りかかり、ジャスティンが戻ったことはあっという間に学校中に知れ渡る。

トニーの言葉からジェシカが会いたがっているというのはクレイの嘘だと悟ったジャスティンはクレイの家を去る。

ライアンの証言

ハンナの苦しみが込められた詩は授業で取り上げられたものの、学校は詩の作者を探しもしなかったと証言するライアン。

学校側の弁護士は、ライアンが書くのを手伝ったという3つの詩を朗読させる。その3つの詩とは、ハンナにとってファーストキスの相手であり、恥ずかしい写真が流出するきっかけを作った本人でもあるジャスティンを想って書かれた詩だった。

恥ずかしい写真がブライスによって流出された後、何度もハンナに謝罪のメールを送っていたジャスティン。初めこそ無視していたものの、孤独だったハンナはジャスティンとたまにメールをしたり、電話をしたりする仲になったのだ。

ハンナが傷つけられた相手に縋るほど愛を必要としていることに気づいたライアンは、ハンナの詩はみんなに愛されると証明するため詩を学校新聞に載せた。しかし詩はみんなに嘲笑され、結果ハンナはさらに孤独を深めることとなった。

裁判の後、ハンナの家に立ち寄ったライアンはオリヴィアに、ハンナの詩に出てきた“クラブハウス”という場所を知らないかと尋ねられる。

同性愛のデートアプリでメッセージをくれた相手とデートの約束をするライアン。しかし相手の中身はライアンの証言に腹を立てたタイラーとサイラスで、存在すらしない人間を待ち続けているライアンの姿を隠れて笑うのだった。

その他の出来事

暴行で捕まるポーター先生

学校のカウンセラー、ポーターの車は何者かにブロックを投げ込まれフロントガラスが割られる。ブロックには“身の程を知れ”というメッセージが。

ジェシカからジャスティンの家庭環境を聞いたポーターはジャスティンの家を訪問。ジャスティンの母の恋人、ヤク中のセスに絡まれ、ポーターはセスを殴り警察沙汰になってしまう。

裁判に現れるハンナの父アンディ

ずっとオリヴィア1人で裁判に出席していたが、オリヴィアがマスコミに勇気のある発言をしたことを知ったハンナの父アンディがついに法廷へ姿を現す。

疑われるタイラー

ボードに貼り付けられたジェシカの写真を撮影し、印刷もタイラーのアカウントであったことからタイラーはカウンセラーのポーターに疑われる。写真部を荒らされ、大事なカメラを壊された挙句犯人扱いされたタイラーは「こっちは嫌なことされて、されても当然の奴らは何もされない」と怒りを露わにする。

また、サイラスと本物の銃で射的をしていたことが母親にばれそうになるがおもちゃの銃だと誤魔化す。

トニーに新恋人が

トニーの保護観察の理由はクレイがあの日見た、兄弟達と男を殴ったことが原因だと判明。そんななかトニーは保護観察官であるケイレブと恋人関係になる。

被害者の会へ行くジェシカ

勇気を出し、被害者の会へ向かうジェシカ。そこには最近ジェシカにやたらと声をかけてくるニナの姿があり、ジェシカは心強い仲間を得る。

感想

だんだんとギャグ要素が目立ってきた今話。

クレイは親に隠れてジャスティンを風呂に入れるも、ジャスティンがうっかり声を上げてしまい、堅物キャラのクレイが一人二役で誤魔化す。人んちの風呂で「ちょっとシャンプー取ってくれや」とクレイを顎で使うジャスティン、大物。

タイラーとサイラスの友情も内容が過激でなければ悪友ができて喜ぶ地味男子って感じで微笑ましいんだけど…。

今回裁判で証言をしたのはハンナの詩を勝手に新聞に載せたライアン。新たな真実として、ハンナが騒動の後もジャスティンと連絡を取り合っていたことが判明。

しかし恋愛どうこうというより、ハンナは孤独でジャスティンからのメールに縋っていただけ。ハンナが愛に飢えていたことを悟ったライアンはハンナの才能がみんなに愛されると思い込み詩を新聞に載せるものの、全くの逆効果でハンナを傷つけてしまった、といいういきさつでした。

テープの時も自分が正しいと思い込んでいる様子だったライアン、やはり悪気があってやっていたわけではなかった。ハンナを傷つけたことに変わりはないけど、ライアンの思惑通りみんなに賞賛されていたならば結果は変わっていたのでは…?と思う。

ライアン自身も孤独でハンナと友達になりたかったと語っていました。 ハンナの過去の日記を一緒に読んだり、恋の話をしたり、何事もなければ2人は親友になれていたんじゃないかと思うと切ない。

クレイは写真に写っている場所校内のどこかではないかと推測し探すもそれらしき場所は発見できず。また、ライアンがオリヴィアに聞かれた”クラブハウス”ももしかすると同じ場所…?

ハンナはジャスティンとここへ来たことを詩でほのめかしていましたが、ジャスティンとブライスは同じアメフト部なので、アメフト部の隠れ家的な場所なのかなと。

そんなジャスティンはトニーにわがままを言って外に出るも、リバティ高の生徒に目撃されてしまう。さらに”ジェシカが自分に会いたがっている”はクレイの嘘だと発覚し、またもや姿を消してしまう。

家に帰るとは思えないので、またどこかで路上生活するんだろうか…。悲しいのは仲間だと思っていたブライス以外のアメフト部員の誰も手を差し伸べてくれないところだよね。

ポーター先生の元へもクレイたちと同一犯?からの脅しが。あれからハンナを救えなかったことへの罪滅ぼしのように、教師という立場を超えて生徒を守ることに闘志を燃やしているようなポーター先生。

ついにジャスティンの家に訪問、ヤク中のセスをぶん殴り警察に連行されてしまいました。教師が暴行なんて学校に知れたら即解雇だと思いますが、果たしてこれで良かったのか?

いい先生だと思うから、先生という立場からもっと多くの生徒を助けて欲しかったと思う。

タイラー&サイラスの悪友コンビは日に日に過激さを増している感じ。裁判で真実を語ったのにも関わらず嫌がらせを受け続け、加害者がのさぼり続けることに怒るのは当然のことなんだけど、過激な行動で身を滅ぼすことにならないか心配。

第6話へ続きます。

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