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【13の理由4-5話のネタバレと感想】クレイの初体験

~ざっくり登場人物紹介~
クレイ:自殺したハンナに恋していた少年。酷い悪夢と幻覚に悩まされる。
アニ:クレイの恋人。現在はジェシカの家に一緒に住む。
ジャスティン:運動部の人気者でジェシカの元恋人。薬物依存を克服する。
ジェシカ:美人のチアリーダーでジャスティンの元恋人。
ウィンストン:ヒルクレスト高からの転入生。冤罪を着せられたモンゴメリーの真相を探る。
ディエゴ:アメフト部員。ジャスティンと別れたジェシカに近づく。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン4 5話 「ハウスパーティー」

監視の目

両親に抜き打ちで薬物検査をされるクレイとジャスティン。結果はクレイが陽性だったが本人に心当たりはなく、潔白のジャスティンに罪を擦り付け2人は口論になる。

口論の最中、やけに両親が自分たちの動向に詳しいと不審に思ったクレイは、スマホに監視アプリが入れられているのではないかと疑う。

同じ頃、ジェシカもまたディエゴとの関係や生徒の間で秘密裏に行われるパーティーの件を父親が知っていたことに疑問を持つ。

ジェシカの話を聞き、やはり親が自分たちのスマホを隠し見ていると確信したクレイは、パソコンに詳しいサイラスのグループに相談。偽装アプリを使い、親にバレないようパーティーを決行させようと企てる。

初体験

作戦は見事成功し、無事飲み比べパーティーが決行。クレイはやけになりドラッグをやっているところをジャスティンに目撃され、再び口論に。

ハイになり、ザックの演奏するピアノに合わせ歌を歌うクレイ。すると自分を見つめる女子の存在に気づく。

ザックに口説き文句を伝授され、女子に声をかけるクレイ。彼女はヴァレリーといい、なんとディアス保安官の娘だった。

ザックから伝授された言葉を彼女の耳元で囁くと、やがて2人はベッドへ移り、クレイは人生初のSEXを経験する。

事を終えたクレイに絡むヴァレリーの恋人を名乗る男。ドラッグで精神状態が不安定なクレイは彼を一方的に殴り倒し、周りから白い目を向けられる。

クレイに突き放され酒に溺れるジャスティンに声をかけるジェシカ。ジャスティンは街に戻ってきた母親から金をせびられていることを打ち明ける。

現恋人のディエゴがウィンストンと手を組んでいると察知したジェシカは彼に、ウィンストンがモンゴメリーに殴られたという過去を暴露。

事実確認をするディエゴに、ウィンストンはモンゴメリーと恋仲だったことを明かす。モンゴメリーの妹エステラにもその事実を告げ、真相を探る仲間へと引き込む。

“今夜あの女子と寝る”という賭けに見事勝利し、ザックの高級車を運転するクレイ。ハイスピードで車を走らせるのち、だんだん意識が朦朧とし、現実と妄想の区別がつかなくなる。

ザックの制止の声も届かず、車を加速させていくクレイ。やがて2人の乗る車は道路を逸れ、派手に横転するのだった。

その他の出来事

大会に出場するトニー

ボクシングの大会に初出場するトニー。恋人ケイレブのアドバイスに従い、見事勝利を収める。

試合の後、トニーはタイラーが売人から銃を買っている姿を目撃する。

失恋するザック

パーティーで久々にクロエと顔を合わせたザック。衝動的にキスをするも彼女には既に恋人がおり、恋心は儚く砕け散る。

チャーリーと距離を縮めるアレックス

パーティー会場の片隅でひっそり映画を見るアレックスに近づくチャーリー。名門の家柄を周りに隠していた彼は、母親と死別し孤独に生きていたことをアレックスに打ち明ける。

感想

とうとうクレイが大人の階段を…。

恋焦がれていたハンナや恋人だったスカイとも未遂のままだった彼が、まさかディアス保安官の娘と初体験をすることになるとは。

しかし、女性目線だとどうしても気になってしまう、避妊具も持っていないのに女子を誘うという行為。ここで軽蔑せず避妊具を渡し、童貞卒業に手を貸してあげるヴァレリーは女神さながら。しかしこの作品をもし現役高校生男子が見ているのなら、こんなことはまずないとしっかり教えておきたいですね。

どんどん精神状態が崩壊していくクレイは、もはや心配を通り越して不気味。心当たりもないのに薬物検査がひっかかるのもヤバいが、突然人をボコボコに殴り倒す姿は狂っているとしか言いようがない。

元々主人公ながらも何を考えているのかわからない、感情移入しづらいキャラクターでしたが、今シーズンでは更に難しい存在に成り果ててしまいました。まだ彼を手に負えないと突き放したアニの方が共感できる。

ラストの事故は現実なのか妄想なのかわかりませんが、ザック死亡みたいな酷い展開にならない事を祈ります。

共感できないといえば、元彼が働いているカフェに堂々とデートにやってくるジェシカ。ジャスティンが「近くのスタバ教えたろか?」と言うのもわかります。

モンゴメリーの知られざる秘密を聞いて目に涙を浮かべる、悪いヤツじゃない感が滲み出ているディエゴがジェシカに手のひらで転がされる姿も不憫。結局のところ、「秘密を探るため」と言い訳をしながら寂しさを埋めるために彼を利用しているんだよね。

個人的には今回久しぶりにサイラスが登場したのが嬉しかった。「パンクとオタクを両立させるなんて凄い」と言うクレイに彼が返した「もう分類(レッテル)なんて古いんだよ」という台詞が好きです。

確かに、今は昔ほど”オタクはこう””パンク着るやつはこうであれ”なんて堅苦しい分類をされないようになってきたのではないかなと感じます。今やチェックのシャツに斜めがけのポシェットかけてるようなオタクらしいオタクの姿を探す方が困難。(とはいえまだいる)

時代の変化は必ずしもいいことばかりではないものの、より自由に自分を表現できる世の中になったのは良かったなと常々思います。

続きは第6話へ。

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