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【13の理由4-2話のネタバレと感想】脅迫のメッセージ

~ざっくり登場人物紹介~
クレイ:自殺したハンナに恋していた少年。酷い悪夢と幻覚に悩まされる。
アニ:クレイの恋人。現在はジェシカの家に一緒に住む。
ジャスティン:運動部の人気者でジェシカの元恋人。薬物依存を克服する。
ジェシカ:美人のチアリーダーでジャスティンの元恋人。
ウィンストン:ヒルクレスト高からの転入生。冤罪を着せられたモンゴメリーの真相を探る。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン4 2話 「大学見学」

脅迫のメッセージ

大学の願書を作成中のクレイのPCに、モンゴメリーの番号から何度も着信がある。

翌日クレイとジャスティンが学校に登校すると、職員室のドアに“モンゴメリーは利用された”と赤いインクで落書きされているのを発見。さらにクレイが自分のロッカーを開けると、同じ赤いインクの落書きが。

仲間の中に犯人がいるのではと疑ったクレイはアニに相談する。

写真部に入部したウィンストンは、タイラーにモンゴメリーから受けた暴行は本当かと尋ねる。暴行の事実を認めたタイラーから、モンゴメリーを憎んでいたという発言を引き出そうとするウィンストン。

しかしタイラーは幼児強姦者と間違えられ殺害されたモンゴメリーの死を、ただ悲しんでいたのだった。

キャンパスツアー

その日はリバティ高の生徒が、クレイの父の職場でもあるサンダーソン大学へ見学に行く日。親しげなウィンストンとタイラーの姿を目撃したクレイは、ロッカーの落書きはタイラーから情報を聞き出したウィンストンの仕業ではないかと疑う。

アニ、トニーと共にバスに乗るクレイ。するとクレイの足元に赤いスプレー缶が転がってくる。焦ったクレイは咄嗟にスプレー缶をバッグの中にしまうのだった。

大学へ到着し、クレイはタイラーを、アニはジェシカを監視するため別行動をとる。父親のマットに出迎えられたクレイは、父とボラン校長と親しげな様子に疑問を持つ。

クレイが密かにスプレー缶を処分しようとしていると、校長のボランに話しかけられる。ボランは今朝の落書きについて、“犯人はクレイだ”という匿名の通報があったと打ち明ける。

タイラーの監視をアレックスに託し、様子のおかしいザックを見張ることにしたクレイ。ザックはツアーの途中で大学生のサークルの中へ消えていき、仕方なくクレイも追いかけることに。

大学生に混じり、酒の飲み比べをするクレイとザック。酔ったクレイが廊下に出ると、階段に酔いつぶれた美女を発見する。

男に運ばれていく彼女を追うクレイ。すると横たわる彼女をレイプしようとするブライスの幻覚を見る。

酔いつぶれた女性の隣に立っていたのを戻ってきた男に目撃され、レイプ犯だと疑われるクレイ。クレイはザックを連れて急いで逃げようとするが、大学生のグループに拘束されてしまう。

なんとか拘束を解かれたクレイだったが、父親に厳しく叱責され、サンダーソン大学への道は閉ざされる。クレイが不意にバッグを開けると、なぜかスプレー缶が2つに増えているのだった。

「酔いつぶれた女性をどうするつもりだった?」とカウンセラーに問われたクレイは「女性を犯そうという気持ちはなかったが、セクシーな女性を見て興奮した」と、邪な気持ちがあったことを白状する。

カフェで勉強するアニの元へやってきたウィンストン。「事実を教えて欲しい」と詰め寄るも、アニは知らぬ存ぜぬを貫き通す。

クレイが夜な夜な大学の願書を記入していると、今度はモンゴメリーから大量のメッセージが送られくる。追い込まれたクレイは「殺人を隠蔽した経験」という名のタイトルで願書を書き始めるのだった。

その他の出来事

ウィンストンと距離を縮めるアレックス

クレイにタイラーの見張りを言いつけられたアレックスは、彼の傍らにいたウィンストンと話をする。去年ブライスのパーティーで会ったことを覚えていたアレックスは、モンゴメリーに殴られたウィンストンを置いて帰ったことを謝罪。

アレックスの手に自身の手のひらを重ねるウィンストン。しかしアレックスは「ゲイじゃない」とその手を振りほどく。

兄の罪に疑問を抱くエステラ

モンゴメリーの妹エステラと共にカフェにやってくるアニ。兄と仲の良かったエステラは、兄が親友のブライスを殺したことに疑問を抱いていた。

罪に苛まれるザック

クロエとの逢瀬もすっぽかすようになったザック。心配して声をかけたクロエの前で「何もかもお終いだ。どうしようもない、取り返しがつかない」とザックは泣き出す。

感想

何が現実で何が妄想なのかわからなすぎる。

普通に考えたらモンティーの番号から着信なんてあるわけないんだけど、これは本当にクレイの妄想って一言で片付けていいものなのか?それすらもわからないのがもどかしい。

クレイ自身がこれだけ不安定な状態なので、職員室のやロッカーへの落書きは、やはり無意識にクレイがやっしまったんじゃないかと疑わざるを得ません。飲み比べの時目を離してから突然2本に増えていたスプレー缶も、ザックやその場にいた大学生が入れたとは考えにくいので最初から自分で持っていたのでは…?と。(ところで赤いインクで書かれた顔を見てメン〇リストを連想したのはきっと私だけじゃないはず)

クレイが階段で美女を見つけてからの一連の行動も不可解でした。後にあの女性に対して邪な気持ちを抱いたとカウンセラーに告白していますが、これは誰でもブライスのようになり得るということ?イマイチ何を言いたいのか意図を掴めなかった。

あと失礼だけど鏡に写ったクレイの笑顔、怖すぎ。なんかピエロを見た時と同じような気味の悪さを感じてしまいました。

今回タイラーの口から語られた“幼児強姦者と間違えられて殺害された”というモンゴメリーの死の真相には驚いた。突然の獄中死には疑問を感じていましたが、この理由で妙に納得。

「僕は幼児じゃないのに」と、タイラーが彼の死に責任を感じていることも。彼がモンゴメリーの死を悲しんでいたのは、罪を償おうと足掻いていたブライスの姿を見たからでしょう。

タイラーはブライスの死からしっかり学び、自分を暴行した相手の死に哀れみをかけられるほどに成長しているのにもかかわらず、クレイから未だ疑いの目で見られているのが不憫でなりません。

同性愛に気づき始めたアレックスに近づくウィンストン、兄の罪に疑問を持つエステラ、さらに行動全てが怪しさMAXのボラン校長など、気になる問題は山積み。次話は一体どのように展開していくのでしょうか。

第3話へ続きます。

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