【13の理由3-13話のネタバレと感想】ブライスを殺した真犯人

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13の理由
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~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:自殺したハンナに恋していた少年。同級生のジャスティンと兄弟になる。

アニ:今学期からリバティ高にやってきた転入生。母親の仕事は介護士で、現在はブライスの家で暮らしてる。

ジャスティン:運動部の人気者でジェシカの元恋人。複雑な家庭環境で育ち、現在はクレイの兄弟に。

ジェシカ:美人のチアリーダーでジャスティンの元恋人。ブライスにレイプされた過去がある。

ブライス:金持ちの息子で運動部の人気者。ジェシカをレイプした罰を受け他校に転校するも、水死体となって発見される。

ザック:人気者のアメフト部員。ブライスへの暴行を自白するも、殺害犯ではない。

アレックス:クレイの友人でジェシカの元恋人。夏の間ブライスとよくつるんでいた。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

13の理由 シーズン3 13話 「死者をして死者を葬らしめよ」

アニの作戦

刑務所に入れられたモンゴメリーの元に、父親が面会にやってくる。モンゴメリーが同性愛を告白すると、父親は彼の顔に唾を吐いて去っていく。

警官であるアレックスの父はブライスの殺害現場の捜査中、右足を引きずっていたザックの他に、逆の足を引きずっていた人物の足跡を発見する。

GPSをつけるという条件つきで保釈されたクレイ。再度警察の聴取を受けることになったアニは、ジャスティンと共にクレイを守るための作戦を立てる。

警察署を訪れたアニは、アレックスの父にタイラーの銃撃やアレックスの売春、ジャスティンの薬物依存の件などを細かく話し、クレイから目を逸らそうとする。そして最後に真犯人として、モンゴメリーの名を口にするのだった。

ブライス殺害の真犯人

ホームカミングの試合の日。試合の後、タイラーの件で脅してきたブライスを呼び止めるモンゴメリー。

しかしモンゴメリーはそれ以上ブライスを追わず、以前体の関係を持ったウィンストンの姿を見つけ、彼と一夜を共にする。

   

電話に出ないジャスティンの代わりにアレックスと共にブライスの元に現れたジェシカ。ブライスはボロボロの体で、自らの罪を告白したカセットテープをジェシカに手渡す。

2人はそのまま帰ろうとするが、ブライスに助けを乞われ、心を痛めたアレックスは彼に手を差し伸べる。しかし怪我の激痛に襲われたブライスは瞳に憎しみを宿し、ザックに対する恨み言を吐く。

そんなブライスの姿から、彼が今まで友人たちにしてきたことを思い出すアレックス。“負の連鎖を断ち切らなければ”と衝動に駆られたアレックスは、ブライスの体を冷たい水の中へ突き落とす。

溺れるブライスを見つめる2人。そのうちブライスの体は水の底へと沈んでいくのだった。

   

ふいに録音を止めるアレックスの父。アニが必死に弁解する様子から真相を悟った彼は、モンゴメリーが数時間前獄中で殺されたことを明かす。

ブライスのテープ

仲間が集まる場所へアレックスを連れてやってくるクレイ。アレックスは自分の犯した罪を知った仲間が、自分を守るため警察に偽証してくれた事を知る。

ジェシカはバッグの中からブライスのテープを取り出し、再生する。テープにはジェシカやハンナ、他7~8人の女子へのレイプの告白と心からの謝罪の言葉が録音されていた。

夜、アレックスの部屋へやってきた父は、犯人はモンゴメリーだったと息子に告げる。そして人目につかぬ場所で、アレックスの証拠品を密かに燃やすのだった。

感謝祭

クレイは家にトニーとケイレブを招き、家族とジャスティンと共に感謝祭を過ごす。感謝祭の食卓で、ジャスティンはクレイの両親に未だドラッグを断ち切れないことを告白。

クレイは感謝祭を愛する人々と一緒に過ごせること、そして生きていられることへの感謝を口にする。

アニは厳格な母親に、クレイを恋人として紹介する。

   

ジャスティンの働くカフェではタイラーの個展が開催。素晴らしい作品の数々に自然と笑顔になる仲間たち。

タイラーにこれまでのことを謝罪するザック、共に罪を分かち合うことを決意し、手を取り合うジェシカとアレックス。

アニが外へ出ると、そこにはモンゴメリーと恋仲だったウィンストンの姿が。クレイたちがモンゴメリーに冤罪を着せたことを知るウィンストンは、”彼も1人の人間だった”と呟き、去っていく。

その頃、ある漁船で水の中から大量の銃が発見されるのだった。

感想

ついに最終回を迎えたシーズン3。

新キャラアニの登場でガラッと雰囲気が代わり、次々と主要キャラが疑われていくという読めすぎる展開にどうなるのかと思っていましたが、まずは無事に全話を見届けられたことに安堵しています。

   

最後の最後で明らかになったブライス殺しの真犯人。

結局、第10話での「犯罪者はどう振る舞う?」とアニが視聴者に問いかけてからのアレックスがジムで暴れまくるシーンが最大の伏線となっていました。今シーズンのアレックスはザック同様怪しさしか感じなかったものの、いかんせん動機が見えず。

殺害シーンを見てもなお、手を差し伸べたアレックスが突然豹変してしまう理由がイマイチ理解しきれませんでした。アレックス、そんなに仲間想いだったの…?

溺れるブライスを無言で見つめるジェシカとアレックスには恐ろしさを感じました。アレックスは途中まで手を差し伸べていたものの、ジェシカは最初から「ザックが捕まっちゃう」と助ける気もなく、実際はザックとジェシカもブライスを殺したのだと思う。

しかし…全員でタイラーを助けたことにより”人を許すこと”を知ったと思っていたので、彼らのブライスに対する仕打ちは非常に残念だと思ってしまった。ほぼ全員がブライスが変わろうとしていた姿をどこかの過程で見ていた訳なのに、誰ひとりとして手を差し伸べなかったという事実は、みんなに助けを求めるも傷つけられたハンナの悲劇と通ずるものありました。

ブライスのテープには、以前の彼からは想像もできない赤裸々な告白と懺悔、謝罪の言葉が詰め込まれていました。カウンセラー(ポーター先生?)と模索していくうち、“俺みたいな奴から人を守りたいという夢ができた”と語っていた。

アレックスとジェシカは、このテープを聞いて一体何を思ったんでしょうか。

   

息子が犯人だとわかっていながらもモンゴメリーを犯人にすることを決断したアレックスの父。真犯人の息子にモンゴメリーが犯人だと伝えた後、密かに証拠品を燃やす姿にはぐっとくるものがありました。

彼もまた厳格な大人、ましてや警官なのでこの決断をするのは相当の覚悟があったはず。しかし選んだのは警官としてのプライドではなく、友人への罪悪感から自らも自殺未遂を起こしてしまうほど繊細な息子。ブライスの母ノラにも言えることですが、親は何があっても子供を1番に思ってる。

ラストでは真相を知るウィンストンがちらりと出てきたので、果たしてこの筋書きを最後まで貫き通せるのかはわかりませんが。

また、クレイとトニーが処分したタイラーの銃も発見されていたので、次シーズンは再びこの件に焦点が当てられそうです。

   

シーズン3を一通り見た感想としては、アニの存在意義への疑問や、設定として無理を感じた箇所が多々あったものの、ブライスの死を通して“加害者にも罪を背負いながら生きていく未来がある”という事実を実感できたのは良かった。これは13の理由だからこそ描けたテーマだったと思う。

これまで様々なティーンの問題が描かれてきた13の理由も、次シーズンでついにファイナル。加害者であるブライスとモンゴメリー両者がいなくなり、次は誰にスポットライトが当てられるのでしょうか。

   

続きはシーズン4第1話へ。