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【13の理由1-4話のネタバレと感想】ストーカーによる”盗撮”

~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:ハンナのクラスメイトで元バイト仲間。ハンナが自殺した理由についてのテープを聞き進める。

ハンナ:自殺した転校生。自殺に至った”13の理由”をテープに録音して残す。

トニー:クレイの親友。ハンナのテープについて何か知っている素振りを見せるが…?

オリヴィア:ハンナの母。遺品からリストを見つけ、ハンナがいじめにあっていたと疑う。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン1 4話 「カセット2:B面」

“タイラー・ダウン”

映画館のバイトが終わり、クレイに送ってもらい家に帰宅したハンナ。すると家に着くなりカメラのシャッター音が聞こえ、ハンナは何者かに盗撮されていることに気づく。

その夜、ハンナは恐怖に怯え眠れぬまま一夜を明かす。

翌日、ハンナが授業中居眠りをしていると優等生のコート二ーが話しかけてくる。「誰かに盗撮されていた」とハンナが打ち明けると、興味を示したコートニーが犯人撃退を手伝うと言う。

その夜コートニーはハンナの家に泊まりにやってくる。ハンナの両親は出かけていき、家にはハンナとコートニー2人だけ。

ハメを外して酒を飲む2人。ハンナは新しい友達が出来たことに舞い上がり、ストーカーの事など忘れていた。

酔ったコートニーは徐々にエスカレートし、下着姿でハンナにキスをする。するとカメラのシャッター音が聞こえ、ハンナが急いで窓の外を見ると同級生のタイラー・ダウンの姿が。

ストーカーがタイラーだと知ったコートニーは、態度が急変しハンナを残して帰ってしまう。昨夜の出来事から彼女が同性愛者だと悟ったハンナは、翌日コートニーに「写真は手に入れるから」と約束する。

タイラーから無事写真のデータを取り上げたハンナ。するとタイラーから突然デートに誘われ、ハンナは「私と遊びに行きたいの?」と鼻で笑う。

ハンナに馬鹿にされたと感じたタイラーは、キス写真のコピーを学校中に流出させる。2人とも顔ははっきりと写っていなかったものの、「そのうちバレる」と泣きながらハンナを責めるコートニー。

「写真1枚でも酷い目にあうってわかってるはずでしょ」「私に近づかないで」と吐き捨て、コートニーは去っていくのだった。

コピーの在り処

ハンナのテープで指定された場所、タイラーの家にやってきたクレイ。すると後ろから生徒会委員のマーカスに声をかけられる。

テープの存在を知るマーカス。しかしマーカスはみんなの名前の部分だけ確認した後、最後まで聞かずテープを回したという。

   

B面を聞いたクレイは、「ハンナの写真を処分しないと通報する」とタイラーを脅しに行く。「ハンナの事が好きだった」「自分が相手にされないとわかっていたから盗撮していた」と打ち明けるタイラー。

クレイはタイラーに「お前も好きだったろ」と指摘される。

   

ハンナの家の前を通りかかったところをハンナの母オリヴィアに見つかり、話を聞かれることになったクレイ。オリヴィアにテープの内容を告げたいクレイだったが、自分が責められるのを恐れ口を閉ざす。

「協力してほしい」「ハンナが命を経った理由が知りたい」と涙ながらに訴えかけられるも、クレイは逃げ帰ってしまうのだった。

   

クレイを心配した両親が夕食の席にトニーを招待する。食事の後、トニーが集団で男を暴行しているのを見たとクレイが言うと、トニーは「妹に手を出した男に自分たちで裁きを下した」と言う。

クレイに声をかけてきたマーカスについて「あいつらはお前を利用しているだけだ」と忠告するトニー。怒ったクレイが「テープのコピーなんてない、全部デタラメだ」と言うと、トニーの車のステレオからハンナの声が。

ハンナにコピーを託されたのはトニーだったのだ。

   

B面を最後まで聞き終わり、再度タイラーの家にやってくるクレイ。タイラーの裸の写真を隠し撮りし、学校のみんなに送り付けるシーンで第4話は終了。

感想

今回の主人公は卒業アルバムの写真係、タイラー・ダウン。学校での姿では飽き足らず、家の中のハンナまで隠し撮りしていました。

ハンナのテープを聞いた他のメンバーにより窓に石を投げつけられ、タイラーの家の窓はボロボロ。それもそのはず、これまでのジャスティンやジェシカ達と違い、タイラーのした“盗撮”は立派な犯罪だから。

ハンナに恋心を抱いていたタイラー。ここでクレイもハンナを好きだったことが明らかになります。

   

クレイはマーカスにそそのかされ、テープを中断しそうになるもトニーの言葉に思いとどまり、最後はトニー同様自分の手で悪人に裁きを下したのでした。「彼女が好きだったから」「僕は犯罪者じゃない!」と自分の罪と向き合っていなかったように見えたタイラー、同じ目にあったことでやっとハンナの気持ちがわかるのでしょうか。

クレイを引き込もうとしたマーカスはトニーの言う通り嘘つきで、ジャスティンたちと共謀してクレイの暴走を止めようとしていました。「何としてでもクレイで食い止める」というジャスティンの台詞から、クレイの後にテープを回される誰かを守ろうとしているという印象。

ジャスティンたちが守ろうとしているのは一体誰なのか?

それから、やはりハンナにコピーを託されていたことが発覚したトニー。これまでハンナとトニーの絡みは一切出てきませんでしたが、果たして2人の関係とは?

第5話へ続きます。

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