~ざっくり登場人物紹介~
OA:7年前に突如失踪し戻ってきた本作の主人公。盲目だったが目が見えるようになったり、痛々しい傷跡背負ってたりと謎ばかり。現在の両親にはプレーリーという名で呼ばれる。幼少期の名前はニーナ。
スティーブ:OAの隣の家に住む不良少年。取引をし、OAを助ける手伝いをすることに。
ハップ:臨死の研究をする悪徳医師。OAを実験対象として誘拐する。
ホーマー:ハップに誘拐された実験対象のひとり。OA含む4人の臨死体験者たちの中心となり、研究施設からの脱出を試みる。
↓エモリー・コーエン演じるホーマー。思ったよりぷっくりした見た目。
The OA パートⅠ第4章「アウェイ」
前回ハップの研究施設から逃げ出し、何者かに襲われてしまったOA。見知らぬ青空の下で目を覚ましたOAは、なぜだか目が見えるようになっていた。
そこでOAは、また自分が死んだのだということを悟った。
目線の先に、小さな家を見つける。家の中に入ると、そこはいつか見た宇宙空間のような場所。
あの時の老婆”カトゥーン”の姿もある。
OAは甘えるようにカトゥーンの膝にすり寄る。カトゥーンはOAをここに留まらせようとするが、OAは”彼らを見捨てられない”と言う。
カトゥーンは言う。
「どれだけ勇敢でも、作戦を練っても、今のままでは逃げられない。手を貸すわ」
カトゥーンの手から現れたのは、小さな鳥。
「この子があなたを導いてくれるわ。だけど、それには代償が要る」
カトゥーンのに促され窓の外を見ると、そこには探し求めた父親の姿が。
「父と行けば、永遠の安らぎを得られる。でも鳥を選べば、自分の正体がわかるわ」
選択を迫られるOA。結局OAは、代償を払いホーマーたちのところへ戻ることを選んだ。
「この”ひらめきの種”を飲み込んで、育てるのよ」
そう言って差し出されたのはさっきの小鳥。
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5人で力を合わせなさいと言うカトゥーンに、4人しかいないわと答えるOA。今はね、と意味深に返すカトゥーン。
「私たちは同類?」
最期に、OAはカトゥーンに質問する。
「いいえ。あなたは”1番目”よ」
さあ早く食べなさい、と促され、OAは勢いよく小鳥を飲み込んだ。
うーん、さっぱさ意味がわからないね。
目覚めると、そこはベッドの上。気配を感じて隣を見ると、そこにはハップが座っていた。
ハップは自分がOAを襲ったことを認め、謝罪した。ハップの話によると、実際OAが”死んで”いた時間は7分間だったらしい。
ハップは自分に牙を剥いた被験者はOAだけだと言い、OAに更に興味を持ったようだ。
薬で眠らされ、部屋に運ばれたOAを見守る仲間たち。すると突如意識のないOAが手を伸ばし、鳥を飲み込む動作をして目を覚ます。
OAはハップに殺されて生き返ったこと、”実験を乗っ取ればここから脱出できる”と、新たな脱出計画を仲間たちに話すOA。
「私たちは天使なのよ」
ついにOAがイカれてしまったと落胆するスコット。なぜ天使だとわかるの?とレイチェルが問う。
レイチェルやスコットの優しい心と、まるで誠実さを表したような、ホーマーの緑色の瞳を、OAは理由として答えた。
そこで仲間たちも、OAの目が見えるようになったことを悟る。
「あなたを弟に会わせたかった」
天使だと自称するOAに、ベティが言う。
OAに選ばれし5人のうちのひとり、ジェシーが家に帰ると、何日も連続でOAに会っていることを家族に指摘される。世間の人々にとって、やはりOAは異質な存在に変わりない。
「母さんは天使だったと思う?」
唐突にジェシーが聞くと、”天使なら自殺しないわ”と返された。
ベティは教え子のスティーブとジェシーに手伝いを頼み、亡くなった弟のテオがいた施設にやってくる。目的は遺品整理のためだったが、テオの好きだった音楽にのってはしゃいだり、テオの服を着てみせたりする彼らの姿に、ベティは思わず笑みをこぼした。
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OAは父親に連れられ、FBIのカウンセリングを受けることに。断固として口を割らないOAだったが、「犯人を捕まえる前に、まずは君を助けたい」と話す捜査官。
「明日も来てほしい」と言う捜査官に、考えとくわ、とOAは返した。
その夜も集会は行われた。
ハップに連れられ、実験の協力を強いられるOA。小型マイクを付けられ、臨死についての質問をされる。
部屋に戻ったOAは考えた。実験の後はガスで記憶を消されてしまうが、他の仲間にガスを吸ってもらえれば記憶はそのままでいられる。
OAはスコットに協力を仰ぐが、これ以上体を蝕まれたくないというスコットは断固として拒否。体はボロボロで、「次の実験であの世行きだ」とスコットは言った。
結局ホーマーの提案により、ホーマー自身が実験に行き、レイチェルが代わりにガスを吸うことになった。
それから1ヶ月後に機会が訪れた。ホーマーの合図でOAとレイチェルが毒ガスを吸い込むが、2人とも倒れ、口を塞いで耐えていたホーマーまでもが倒れてしまう。
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やがてガスマスクをつけたハップがやってきて、倒れたホーマーを上へ連れて行った。
唯一被害を免れたスコットはOAに話しかけた。OAが倒れたフリをしているだけということに気付いていたのだ。
話しかけても答えないOAにスコットは腹を立てたが、だんだんOAの様子がおかしいことに気付き始める。
立てと言われれば立ち、親指をしゃぶれと言えばその通りに動くOA。ガスはただ意識を奪うためではなく、被験者を操り、記憶を消す作用が働いていたのだ。
OAたちが上達を重ね、計画が成功に近づいたのは、それから約1年後のことだった。
計画自体は以前と同じだが、今回はちゃんとホーマーに意識がある。
ハップの言うことを聞き、服を脱がされ、器具で拘束されるホーマー。体にジェルのようなものを塗られ、顔の部分には円筒のようなものを被せられる。
ハップがボタンを押すと、円筒の部分に水が流れてくる。突然のことに、目を見開いて驚いてしまうホーマー。
ホーマーの様子がおかしいことを見抜き、ホーマーはその場でガスを吸わされてしまい、意識を失う。結局いつも通り、実験は行われてしまった。
それから3年もの間、OAたちは失敗を繰り返した。少しずつだが、OAたちはハップの実験の内容を理解し始めた。
ハップは”呼吸の停止や心肺の停止が「死」ではない”という考えのもと、幾度となくOAたち被験者を殺し、被験者が死んでいる間の様々な「音」を収集する実験を繰り返していた。
そしてある時、ホーマーはガスに意識を奪われないまま死を迎えることに成功した。
気付くと、ホーマーは裸のまま狭い通路を這っていた。進んでいると底が抜け落ち、なぜか水浸しのトイレに落下する。
その辺にあった服を羽織り、建物の中を迷走するホーマー。すべてが真っ白なその建物は、まるで施設か病院のようだった。
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警備に見つかってしまい、逃げ込んだ先には大きな水槽が。鳥を飲み込んだというOAの言葉を思い出し、間一髪のところで水槽の中の小さな魚を飲み込む。
部屋に戻ったホーマーは、臨死中の出来事をOAに話した。生き物を飲み込むところまでは一緒だったが、OAがあの時感じたような感覚は、ホーマーは感じられなかったという。
「1度じゃだめなのかも」
OAが話し出す。
「私の中に別の自分が存在していて、名前を呼ばれたがってる。それはプレーリーでもニーナでもない。響きはアウェイに似てるわ」
OAの話を最後まで聞かず、ホーマーは眠りについてしまう。そしてOAが死から蘇った時のように、眠りながら何かの動作をする視写で、第4話は終了。
最後の方、意味がわからないと思ったでしょう?
自分にもわかりません。。これは実際映像を見てても意味不。
今話ではOAの名前の由来が明らかに。OAって何ぞや?と思っていたけど、アウェイって単語からきてたんだね。
そしてアウェイってどゆ意味?と思って調べたら、敵地だとか自分にとって居心地の悪い場所というのを指しているのだそうで。
これも意味がわからないから、誰か意味わかった人教えて。
そしてスティーブやベティたち、OAに選ばれし5人にも、謎の絆ができ始めているようで。本来ならスティーブ達とベティって、ただの担任教師と生徒の間柄だもんね。
ベティは双子の弟テオを亡くしていたり、ジェシーは若くして母親を自殺で亡くしていたりと、やはりこの5人はみなそれぞれの事情を抱えているがゆえにOAに選ばれたようだね。
この5人がいかにして、ホーマーたちを救っていくのか楽しみです。
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