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【13の理由3-2話のネタバレと感想】発見されるブライス

~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:自殺したハンナに恋していた少年。同級生のジャスティンと兄弟になる。

ジャスティン:運動部の人気者。複雑な家庭環境で育ち、現在はクレイの兄弟に。

ジェシカ:美人のチアリーダーでジャスティンの元恋人。ブライスにレイプされた過去がある。

ブライス:金持ちの息子で運動部の人気者。裁判でジェシカをレイプした罰を受け、別の学校に転校する。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン3 2話 「生きてる限り嘘つき」

決断するクロエ

ブライスの母ノラが警察にクレイが怪しいと語っていたことをクレイ本人に忠告するアニ。クレイは試合でブライスと揉めていたことについてザックを問いただす。

ザックは怪我の原因がブライスだと隠していたことを「ブライスは昔から因縁があるから」と語ったが、ザックにはもう1つの秘密があった。

クレイはザックが肌身離さず持ち歩いているお守りがなくなっていることに気づき、お守りの送り主であるクロエが関係しているのではないかと疑う。ジェシカからクロエが妊娠していたと聞かされたクレイは、彼女の転校先の高校に話を聞きに行く。

ブライスとは何ヶ月も前に別れたといい、行方不明の件を知らない様子のクロエ。クレイと話すのを嫌がるクロエだったが、妊娠の秘密を知っていると告げると真実を語り始める。

裁判の後から関係がギクシャクしていたブライスとクロエ。それを実感していたブライスはクロエの信頼を壊したことを謝罪し、「見捨てないで欲しい」と懇願する。

苦しんでいる様子のクロエに話しかけたザックは、ブライスの子を妊娠していると聞かされる。心優しいザックはクロエを助けようと、自分が父親代わりになり一緒に子供を育てると提案するが、クロエは中絶を考えていると言う。

クロエの妊娠を勘づいたブライスの母に「息子は父親には向いていない」と忠告され、クロエは中絶を決心。ザックと共に病院を訪れ、中絶手術をする。

無事手術を終えた後、クロエはザックにリバティ校から転校すること、ブライスとは別れるということを報告。クロエが転校した後も、2人は時々会う仲に。

ブライスが行方不明になったと聞いたクロエは、試合の後ザックが自分との約束に1時間遅れてきたことを思い出し「試合の後真っ直ぐ私のところへ来た?」とザックに質問する。

発見されるブライス

クレイと知り合ってすぐ、ウォーカー家に住んでいると打ち明けたアニ。アニはブライスがクロエに別れを告げられた際、クロエが妊娠していた事をブライスに話してしまったとクレイに告白する。

その夜ブライスの部屋に忍び込んだアニは、ブライスがジェシカに手紙を書いていたことを知る。

同時刻、川で変わり果てた姿のブライスの水死体が発見される。

その他の出来事

いじめにあっていたブライス

転校先のヒルクレスト高校でもブライスの悪事の噂は瞬く間に広がり、ブライスは同級生からいじめを受けていた。

モンゴメリーを脅すアレックス

モンゴメリーに詰め寄られたタイラーが異常な程に怯えている様子を目撃したアレックスは、「タイラーに近づくな」と刃物でモンゴメリーを脅す。

警察に聞き込みされるトニー

家業の自動車修理を手伝っているトニーの元へも警察がブライスの行方を聞きに来る。

生徒会長に立候補するジェシカ

自身のレイプ体験を全校生徒の前で語り、「くたばれ運動部員!」と高らかに声を上げるジェシカ。運動部員を取り締まることを公約し、生徒会長に立候補する。

感想

やはり死んでいたブライス。

予告の時点でわかってはいたことだったけど、ブライスが変わろうと努力していた描写が見え隠れする度、やはり死んで欲しくなはいと願っていた自分がいたので残念です。加害者死亡で解決より、例え一生許されずとも自分がしたことの罪を償って生きていて欲しかった。

ブライスの遺体は水の中で発見されたからか、腐敗が進んでおり無惨な状態。私は見た目だけではブライスだと判断できませんでした。

ブライスが死んだことで、これから益々クレイたちは疑われることになるでしょう。

今回メインとなったのはブライスの子を妊娠してしまったクロエ。彼女はブライスを心から愛していたものの、妊娠の事実は告げられず。

そこへ近づいたのは優男ザック。前シーズンでもなんとなく伏線が貼られていましたが、まさか「俺の子として一緒に育てよう」なんて…全く持って現実的ではないものの、咄嗟にそんな言葉が出るなんてザック、どこまで良い奴なんだ。

クロエが訪れたセンターの外で中絶反対のデモをする人々が恐ろしかった。途中まで寄り添っていたのに突然態度を変えて神に祈りを捧げるクリニック付添人の服を着た女性が特にリアルで。日本だと即問題になりそうですが、海外ではあれが当たり前なのか?

クロエの中絶描写はかなりショッキング。
“手術って言うからにはお腹を切り裂いて取り出すんだろう”なんて今まで思っていた自分の知識の乏しさを実感させられました。まさかあんな装置で吸引できるものとは…。

装置って聞くと簡単、罪悪感も少ないと感じる人も多いかもですが、実際あのシーンを見てあの音を聞けば誰も絶対に経験したいとは思わないでしょう。複雑な経緯で妊娠し、こんな経験をせざるを得なかったクロエが不憫でなりません。

中絶の後、ブライスと別れてからもたまにザックと会っていたクロエ。お互いに好意はあるもののまだ交際には至っていない様子。

ブライスが行方不明になったと聞いたクロエは、試合の夜会う約束をしていたザックが1時間ほど遅れてやってきたことを思い出していました。結局ザックがクロエのお守りを外した(またはなくした?)経緯もわからず、イマイチ疑惑は晴れぬまま。

そして、個人的にザックより何倍も怪しいと思っているアニ。「ブライスとはあまり接点がなかった」と言いながらも親しくしていたようで、クロエに振られたブライスを傍で慰めていたのもアニでした。

アニはストーリーテラーでありながら、クレイに対しても視聴者に対しても堂々と嘘をつくので、だんだん訳がわけわからなくなってくる。

しかも初対面のはずのアニが「妊娠したこと教えたの?」と突然クロエに言い放つシーンなんかは違和感ありまくりで。クロエからしたら知らない相手に突然秘密を指摘され「お前誰?」状態だと思うし、シンプルに怖いと思うんだけど…。

今後もこの調子でアニのターンが続くとどんどん訳分からなくなっていきそう、と早くも心配です。

続きは第3話へ。

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