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【13の理由3-11話のネタバレと感想】犯人と断定されるクレイ

~ざっくり登場人物紹介~

クレイ:自殺したハンナに恋していた少年。同級生のジャスティンと兄弟になる。
アニ:今学期からリバティ高にやってきた転入生。母親の仕事は介護士で、現在はブライスの家で暮らしてる。
ジャスティン:運動部の人気者でジェシカの元恋人。複雑な家庭環境で育ち、現在はクレイの兄弟に。
ジェシカ:美人のチアリーダーでジャスティンの元恋人。ブライスにレイプされた過去がある。
ブライス:金持ちの息子で運動部の人気者。ジェシカをレイプした罰を受け他校に転校するも、水死体となって発見される。

以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。

目次

13の理由 シーズン3 11話 「秘密」

追い詰められるクレイ

押収された携帯には、ブライスに送った「殺してやる」というメッセージが残っていたことを両親に打ち明けるクレイ。クレイが警察に疑われていることを知ったタイラーはモンゴメリーに捜査の目を向けさせるため、自身の被害を告白すると言い出すがクレイは止める。

アニは母親にホームカミングのデモに参加したこと、ブライスと関係を持っていたことがばれ、厳しく叱責される。

度重なる過激なデモの件で校長のボランから最後通告を受けるジェシカ。校長は全校生徒とヒルクレスト高校のアメフトチームの前で謝罪するようジェシカに求める。

「ホームカミングの日、一緒にいたとアニに嘘をついた」とジャスティンに告げるジェシカ。ジャスティンは”試合の後は家に帰って寝ていた”というものの、あの日5件も着信を残していたジェシカを怪しむ。

携帯の基地局情報からクレイがあの晩ブライスの死亡現場の近くにいたことが発覚、更にはクレイの部屋からステロイドが発見されたりと、物的証拠が集まり始めクレイは追い詰められていく。

ジェシカに被害を明かすタイラー

タイラーの元にやってくるジェシカ。ついにタイラーは勇気を振り絞り、同じ被害者であるジェシカに、彼が銃乱射を起こそうとする前に録画した動画を見せる。

タイラーの身に起きた出来事を知ったジェシカは涙を流し、近くにいたのに何も知らなかったことを謝罪する。タイラーはこの件をブライスにも打ち明けたと話し、ブライスのボイスメッセージを聞かせる。

ブライスに脅されたモンゴメリーが彼を殺したのでは、と疑うタイラーは、警察に一連のことを話そうと言い出すが「覚悟ができてからでいい」とジェシカに優しく諭される。

タイラーの話を聞いたジェシカは、ヒルクレスト高校の人間も集まる集会であることを計画する。

ホームカミングの試合

母親のノラに「最後に仲間とアメフトをやるため春からリバティ高校に戻りたい」と伝えるブライス。

校長にホームカミングの試合を中止にするよう訴えていたジェシカは、彼の口からブライスがリバティに戻ろうとしていると聞き、怒りのあまり試合中のデモを計画する。

当日、デモの準備中ブライスに呼び出されるジェシカ。ブライスは試合の後「渡したいものがあるから埠頭へ来て欲しい」とジェシカに告げる。

その後リバティ高校のロッカールームに入ったブライスは「二度とタイラーに近づくな。守らなければトニーの車の件やクレイを轢き殺そうとしたことを警察に話す」とモンゴメリーを脅す。

試合は順調に進み、後半戦が始まろうとしていた時、突然フィールドにジェシカ率いるデモ隊が乱入。服を脱いで下着姿になったジェシカの胸をヒルクレストの生徒が触ったことでジャスティンの怒りが爆発、アメフト部員も加わりフィールドは大乱闘になる。

逃亡

試合の後、本当はジャスティンといなかったとアニに告げるジェシカ。互いのアリバイを確認し合った2人だが、本当は誰も潔白ではないことを悟っていた。

試合の後、実はセスに会い「ずっと売人をやる変わりに頼みがある」と交渉していたジャスティン。

証拠が出揃い、もはや警察の手から逃れられないと切羽詰まったクレイは「逃亡したい」とトニーに助けを求める。

その他の出来事

暴走するアレックス

ジムでボクシングのトレーニング中、歯止めがきかなくなり暴走するアレックス。迎えに来た父親が彼を止めに入る。

クレイを気にかけるザック

ジムでトレーニング中のトニーの元へわざわざやってきたザック。「クレイから何か聞いたか?」「あいつが犯人だと思うか?」とクレイに関する質問をし、去っていく。

感想

だんだんややこしくなってきた。

ジェシカはジャスティンといたというけど嘘で、本当は家に帰って寝てたといいつつジャスティンに5件も着信あり、あの夜ジェシカといたと父親に告げるアレックス。

恐らく寝てたのも嘘でアレックスの言い分あたりが真実なんでしょうが、もう何が何だかわからない。ザックやトニーなんかもあの夜の行方ははっきりせず、残すところ2話にしてまだ犯人の目星もつかない感じ。

唯一セスと会っていたジャスティンだけはアリバイあり?(これ現在パートなのか過去パートなのかイマイチわからなかった…)

そういえば今シーズンの初めに血?のついた布を洗い流すアニのシーンあったけど、今回であれは血ではなくデモで使用したペンキだと判明。

しかし、解雇どころかこの国にすらいられなくなる可能性があるのにも関わらず、ブライスと事に及んでいたアニって改めてスゴいな。それを母親に指摘されたら「バレなきゃ大丈夫!」とか言っちゃうし…。

タイラーが遺書変わりに残した動画は切なかった。今までタイラーの事をどこか腫れ物のように扱ってきたジェシカは彼が自分と同じ苦しみを味わっていたと知り、ショックに怒りに色んな感情に苛まれたことでしょう。

ブライスが「どんな毎日を送ってる?」とタイラーに尋ねるシーン。「モンティーを見ると体の一部があの場所に戻る」と、かつて自分がジェシカに言われたのと同じ言葉を言われ、一瞬ばつが悪そうに目を逸らしていました。

そんなブライスは「タイラーに近づくな。見るのもやめろ」と、かつてジャスティンに言われたのと同じ台詞でモンゴメリーを脅す。一連の行動は、ジェシカをはじめ自分が傷つけてきた女性たちへの贖罪だったのでは、と思いました。

ジェシカのデモのシーンはシュールすぎて、いけないかもしれないけど何度見てもくすっときてしまう。あの、「ヘイヘイ ホーホー!」って掛け声の耳に残ること。

突然下着姿になり始めたジェシカたちに向かって「こんな寒空で風邪ひいちゃうよ」と呟くアメフト部員のチャーリー(確かジェシカのバイトの後輩?)に、「それより大事なことあんだろ!」と突っ込むジャスティン。完全にギャグ。

試合が中止にならなかったからといって、試合中のフィールドに突然乱入し下着姿でぺたぺた赤いペンキを体につけていくなんてデモは過激そのもの。ジェシカが胸触られたのをキッカケに、ジャスティンはおろかリバティのアメフト部員全員がなぜかヒルクレストにとっかかっていくし、もはや誰に何を伝えたかったのかも不明、ただのカオスでした。

(↓公式Instagramにデモのシーンの動画がありました)

ラストではついに逃亡を図ろうとするクレイ。アレックスやザックは言動がおかしく、アニやジェシカもアリバイがハッキリしない、ジャスティンはセスに怪しげな交渉をしていたりと、誰もが怪しい状態。

ラスト2話、そろそろブライス殺しの真相が明かされていくのか?

第12話へ続きます。

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