～ざっくり登場人物紹介～
ジョー：監禁の末恋人を殺したサイコパスストーカー。嘘をついていたことがバレてラブに振られる。
ラブ：若く美しく料理の得意な未亡人。嘘つきジョーと別れる。
フォーティ：元アル中のラブの弟。ウザいけど意外といい奴？
デライラ：ジョーが住むアパートの大家の女性。勢いに任せジョーと関係を持つ。
以下、ネタバレ大いに含みますのでご注意ください。
you-君がすべて- シーズン2 7話 「愛のない人生なんて」
別れ
ラブと別れ、まるで魂を抜かれたように堕落した生活を送るジョー。同じように悲しむラブの姿を見たいと思い、望遠鏡でラブの部屋の部屋を覗くと…なんとラブはさっさと新しい男を連れ込みイチャついていた。
フォーティによると忌々しい男の名はマイロといい、ラブの亡き夫の親友だった。ラブの弱みにつけ込んでは体の関係を繰り返す最低野郎で、ラブにとってはいわば、傷ついた時に癒してくれる都合のいいセフレのような存在らしい。
マイロを嫌うフォーティはジョーを妬かせるための当てつけだと言うが、ジョーのサーチによればSNSでのマイロは胡散臭いほど完璧で、ラブも相当惚れ込んでいるように見える。
フォーティはラブにもやきもちを妬かせるため、デートアプリで相手を探すことをジョーに勧める。
帰宅したジョーはデートアプリを真剣に検索し、読書好きのためのデートアプリに登録。何人かの女性とデートするが、何れも変人ばかりだった。
ラブはジョーがアプリを使って女性とデートしていることを知りつつも反応はなし。
ジョーがいつものように遠目にラブを見守っていると、わざわざ遠くの店から買ってきたドーナツを片手にキザ男マイロがラブの元へやってくる。今までふらふらと移住生活を送っていたマイロだったが、ラブと真剣に付き合うためロスに残ろうかと考えていると打ち明けられ、ラブは動揺し答えをはぐらかす。
その後ジョーはラブと話すが、ラブはジョーが色んな相手とデートしていることに嫉妬ではなく軽蔑し、ジョーは方向性を間違えていたことを実感。結局いつもの手段に戻ることとなる。
ラブの親友
ジョーはピーチの時同様、ランニングするマイロの後を尾行する。しかし登り坂で距離をとられてしまい、さらに運の悪いことにラブの親友のゲイブに遭遇してしまう。
ジョーは偶然だと誤魔化そうとするも、勘のいいゲイブには後をつけていたことなどお見通し。やきもち焼きのストーカー行為はみっともないと説教されてしまう。
そろそろ本当の自分と向き合うべきなんじゃない？とゲイブに腕を引かれ…気づくとジョーはベッドで裸になりゲイブに見下ろされていた。
実はゲイブの職業は鍼師。ジョーは緊張しながらもゲイブの巧みな話術に操られ、ジョーは避けてきた暗い過去を思い出す。
幼い頃、実の父親から虐待を受けていたジョー。母親は「2人でここを出ましょう」とジョーを連れて逃げ出そうとする。母と2人の再スタートを心待ちにしていたジョーだったが、いざ約束の日が来ると、母の傍らには新しい男がいたのだった。
ずっと愛する人を求め続けてきたのだと嗚咽を漏らしながら大泣きするジョーに、ゲイブは「自分さえいればいい」と思えるようアドバイスをする。
一夜の過ち
翌日、ジョーがフォーティと映画の企画の案を練っているところにエリーがやってくる。フォーティの企画を知ったエリーは自分も手伝いたいと言い、インターンとしてフォーティ軍団の一員となる。
夜、自分の書いた記事が雑誌に掲載されると報告にきたデライラに、ジョーはゲイブに勧められて飲み始めたセロリジュースのゲロをぶちまけてしまう。
意外なことにもデライラはジョーを介抱してくれ、良い雰囲気になった2人は夜の街に繰り出す。
あろうことか物陰に隠れて事を始めてしまう2人。しかし最悪のタイミングで警察が現れ、気づくとジョーは檻の中へ入れらていた。
警察署にはデライラのセフレのフィンチャーという男がおり、なんとヘンディ殺害の夜ジョーが事情聴取をされた警官だった。フィンチャーはジョーを見て見覚えのある顔だと感づくが、彼が思い出す前に2人は釈放され、事なきを得る。
アパートに戻ったデライラとジョーは、エリーのためにただの友達としての関係でいることを約束する。
秘密の部屋
ジョーが職場へ出勤しフォーティと話していると、ラブの嫌いな花を持ってマイロがやってくる。フォーティがマイロにちょっかいを出すと、怒ったマイロがフォーティを殴り、ジョーが間に入りマイロを追い払う。
フォーティを庇ったことでラブはジョーをいい友人として認め、離れていた距離が縮まるのだった。
一方、デライラの元に警官のセフレ、フィンチャーから電話がかかってくる。フィンチャーはジョーのことをヘンディ殺害の夜に聴取をした男だと思い出し、不審に思い身元調査をしたのだった。
ジョーが怪しいと聞いたデライラは何気なくSNSでジョーの事を調べる。するとヘンディ主催のパーティーの動画にジョーの姿を発見し、徐々に不信感を抱いたデライラは大家の特権を使い、ジョーの部屋に侵入。
すると貸し倉庫の鍵を発見し、ついにジョーの秘密の城を発見してしまう。証拠の写真を撮り、フィンチャーに連絡するデライラ。
が、時既に遅し。監視カメラからデライラが部屋に侵入する様子を見て慌ててやってきたジョーに見つかってしまう。
そしてジョーに襲われたデライラが檻の中で目を覚ますシーンで第7話は終了。
感想
今回はラブとジョーの関係性は特に大きな進展はなく、どっちかというとデライラメインの回でした。
途中まではこのままデライラと良い雰囲気になる感じ出しまくっていたのに、まさか檻の中の餌食になってしまうとはね。
しかしどうにか警察とジョーを関係付けたかったのはわかるけど、夜道の物陰でイケナイ事して捕まるって設定はどうなんだ？？しかもラブと別れたすぐ後に別の相手と…。
いままで何人も人を殺してきても捕まらなかったのに、こんな破廉恥な理由でいとも簡単に捕まってしまうジョー。どんだけ間抜けなんだ。
警官のフィンチャーはデライラのセフレとして何度か登場はしていたものの、まさかジョーに聴取した警官だったとは見ていたこっちも気づきませんでした。
しかも聴取の時ジョーがヘンディの私物の高価なヘッドホンを捨てようとしていて、フィンチャーにそれをくれてやることで事なきを得たのに、そのヘッドホンは実はヘンディがCMしていた商品で、そこからジョーを疑い始めたというね。
捕まったジョーとデライラを出してくれたのは実はフォーティ。だんだん器の大きい男に見えてきたぞ。
フォーティといえば、今回1話限りでさらっといなくなったラブのセフレのマイロを「サラミ乳首」と呼んでたのが印象的でした。
サラミ乳首って一体どんなのだ？
