~ざっくり登場人物紹介~
OA:7年前に突如失踪し戻ってきた本作の主人公。盲目だったが目が見えるようになったり、痛々しい傷跡背負ってたりと謎ばかり。現在の両親にはプレーリーという名で呼ばれる。幼少期の名前はニーナ。
スティーブ:OAの隣の家に住む不良少年。取引をし、OAを助ける手伝いをすることに。
ハップ:臨死の研究をする悪徳医師。OAを実験対象として誘拐する。
ホーマー:ハップに誘拐された実験対象のひとり。OA含む4人の臨死体験者たちの中心となり、研究施設からの脱出を試みる。
↓ウィル・ブリル演じるスコット。前話でハップに殺され、OAたちの力で見事生き返った。
scott brown // will brill pic.twitter.com/V0xaLQNnoy
— SaveTheOA | screencaps (@OAsource) December 18, 2016
The OA パートⅠ第6章「分かれ道」
OAたちがハップに監禁され、2年が経過していた。スコットに引き続き、今度はレナータが第4の動作を授かる。
レナータの守護者(OAにとってのカトゥーンのような人?)が「異次元移動により記憶を失う可能性がある」と言ったことで、OAたちは動作を記号化し、忘れることのないよう傷跡として自らの体に刻んだ。
動作はモニター越しに監視するハップへも伝わってしまった。問題は、残すところ1つとなった第5の動作をハップに習得されないようにすること。
最後はレイチェルが習得する番だったが、レナータが第4の動作を授かってから1年が経過しても、第5の動作が授かる気配はなかった。
ある日、ハップは同じ研究をする仲間の元を訪れる。病院の霊安室を研究場所にしているその男は、臨死の研究について完成間近だと語った。
お互い臨死について議論を交わすのち、ハップは”死は一次元でなく、多次元であること“”OAたち被験者が多次元へ行くための動作を取得していること“など、自らの研究も着実に進んでいることを男に話す。すると男はハップに銃を向け、ハップの研究の知識を横取りしようと脅す。
揉み合いになった後、ハップは男を殺してしまう。
自身の研究施設に戻ったハップは、今度はOAを研究に連れていく。研究の準備中、ハップはOAにある提案をする。
その提案の内容とは「どこかの離島でクリニックを開いて動作で人々を癒そう」というもの。しかしOAは「あなたとはお断り」と鋭く言い放った。
ボタンが押され、OAはまた”死”を体験させられる。死したOAはまたあの宇宙空間のような場所へ行くが、カトゥーンの姿が見当たらない。
第5の動作についての助言を得たかったOAだが、結局カトゥーンは最後まで姿を表すことはなかった。
臨死から生き返ったOAに、ハップはある音を聞かせた。OAが臨死中に聞いた音と一致したそれは、”土星”の音だった。
つまり、OAは臨死の間土星へ行っていたのだ。
仲間たちの元へ戻ったOAは、カトゥーンに会えなかったこと、ハップの様子がおかしかったことや、一緒にここを離れようと誘われたことを話した。「みんなを解放してもらう代わりに承諾すべきだったのかも」とOAは嘆く。
行き詰まったOAは「異次元に行ったら何をするの?」とホーマーに問いかける。「一緒に庭を持って、野菜を育てる」とホーマーは答えた。
「知識もないのに上手くいくはずない」と返すOAに、「上手くいくまで何度もやり直すんだ」とホーマー。まるで今の自分たちのようなその話に、OAは希望を取り戻した。
ハップが実験結果に酔いしれていると、玄関先にいつぞやの警官が訪れる。ヘッドホンをしているハップは気づかない。
家に入ってきた警官がすべてを目撃し、ハップの頭に銃を付けつけるシーンでThe OA第6話は終了。
今回は殆どがOAのパートのまま終わってしまいました。
今話でついにハップが研究者から人殺しへとジョブチェンジしてしまいます。研究者のままでも超やべーヤツでしたが、人をひとり殺っちゃったことにより更にやべーヤツになってしまいました。まああれは仕方がなかったような気もするんだけど…。
異次元やら土星やら、だんだんSFっぽくなってきて訳の分からなさも増してきました。最近すこーし見るようになってきたといえど、やはりSFっていうジャンルそのものはイマイチ理解しづらくて苦手です…。
この作品の場合はただのSFではなくて、スピリチュアル的な不思議な雰囲気があるので益々理解はしづらいです。その分謎に引き込まれるけど。
不思議といえばこの作品の各話の収録時間のバラバラさもめちゃくちゃ不思議。1話から5話までは大体1時間くらいの長さだったんですが、ここにきて6話はわずか30分。短い。
次話からはまた元に戻っていくようですが、この作品の難易度を考えると正直30分くらいで小刻みにしてもらった方が見やすいです。